宮城県議会がエバースを「1日議員」に起用。若年層に届ける県政PRショート動画3本を公開
宮城県議会が、吉本興業所属のお笑いコンビ「エバース」を「1日宮城県議会議員」に起用したショート動画『エバースとガチで潜入!宮城県議会』(全3本)を、2026年11月2日から公開しました。
議会庁舎のロビーから普段は入れない議長室までを、漫才さながらのテンポで紹介する内容です。
本記事では、動画の概要と、自治体が若年層にショート動画で情報を届ける工夫を紹介していきます。
『エバースとガチで潜入!宮城県議会』とは

画像:宮城県議会 プレスリリースより
宮城県議会が、県民、とくに若年層に議会の役割や仕組みを身近に感じてもらうための広報施策として制作したショート動画です。
「議会って難しそう」「自分たちには関係ない場所」といった心理的なハードルを下げるため、M-1グランプリなどで活躍し若者から支持を集めるエバースの2人を起用しました。
- 公開日:2026年11月2日
- 本数:全3本(各約90秒)
- 配信先:宮城県公式YouTubeチャンネル、オーレWebサイトの特設ページ
- 出演:エバース(佐々木隆史さん、町田和樹さん)
- その他:YouTube広告でも配信予定
佐々木さんが宮城県出身という縁もあり、今回の「1日議員」就任が実現したとのことです。
3本の見どころ
1本目:ロビー・図書室編
誰でも入れる議会庁舎のロビーで、佐々木さんが「議員在室ボタン」や「資料ボード」を知ったかぶりで解説します。約1万4,000冊の資料をそろえる図書室も紹介されます。
2本目:議場編
予算審議が行われる本会議場の役割を、フリップを使ったボケで解説します。定例会の初日に開かれる「県議会コンサート」にちなんで、町田さんが即興ソングを歌う場面もあります。
3本目:議長室編
普段は入れない議長室に潜入し、佐々木幸士議長本人が登場します。決裁の仕組みを紹介したあと、議長がエバースに「県議会大喜利クイズ」を出題し、○×札で判定するという展開です。
ショートムービーラボの視点:「笑い」を入口に、堅いテーマを最後まで見てもらう
県議会の仕組みは、若い世代にとって自分から調べにいくことが少ないテーマです。
今回の動画は、人気コンビのボケとツッコミを入口にすることで、「議会の説明」ではなく「お笑いのコンテンツ」としてまず見てもらい、その中で仕組みを自然に伝える作りになっています。
1本を約90秒に収め、ロビー、議場、議長室と場所ごとに分けている点も、ショート動画らしい工夫です。1本ずつ気軽に見られ、続けて見ると議会庁舎をひと通り回れる構成になっています。
自治体や公共機関がショート動画で情報を届けるとき、「何を伝えるか」と同じくらい「どう見てもらうか」を考えることが大切だと感じさせる事例です。
YouTubeショートの基本や活用のポイントは、こちらの記事で解説しています。
まとめ
宮城県議会の『エバースとガチで潜入!宮城県議会』は、人気お笑いコンビを「1日議員」に起用し、議会の仕組みを約90秒×3本のショート動画で伝える取り組みです。
若年層との接点づくりにショート動画を活用する自治体の動きとして、今後の反響にも注目していきたいと思います。
出典:宮城県議会「【宮城県議会】若手注目コンビ「エバース」が“1日議員”に就任し議会庁舎にガチ潜入!若年層に向けた県政PRショート動画全3本を11月2日より一挙公開」(PR TIMES、2026年11月2日)
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