【2022年最新版】YouTube ショートとは?操作方法やTikTokとの違いを解説!

様々なジャンルの動画を無料で視聴することが出来る「YouTube」
2021年の調査で小学生がなりたい職業1位にYouTuberがランクインするなどまだまだ勢いがあるYouTubeですが、2021年7月にYouTubeの縦型動画を閲覧・投稿できるYouTubeの新しいサービス「YouTube ショート」が正式にリリースされました。

今回はYouTube ショートの特徴や同じ縦型動画のTikTokとどこが違うのかを、実際にショートムービーラボ編集部が使用した感想を元に解説・紹介していきます。
YouTube ショートとは?
YouTube ショートはinstagramのリールやTikTokに並ぶ縦型動画です。
これまで映像を手軽に見れるSNSといえば「YouTube」でしたが、2021年8月にTikTokが月間平均視聴時間でYouTubeを超えました。(総再生時間ではYouTubeのほうが多い)
そのことより、世の中のニーズは横型の長尺動画ではなく、縦型で短尺動画に移り変わっていることがわかり、YouTubeが新たなユーザーを獲得するために縦型動画に参入しました。
縦型動画に需要が高まる理由
近年、日本や海外でも需要が高まり続けている縦型動画ですが、需要が高まっている理由は次の3つです。
- 片手で手軽に視聴出来る
- 縦型動画は横型動画に比べて画面占有率が3倍に上がる
- PCを持っていないZ世代の影響
片手で手軽に視聴出来る
横型動画ではユーザーがスマホを縦から横に持ち直す必要があります。
この行動は縦型動画が主流となった現代では、ユーザーの負担に繋がります。
そのためコンテンツがどれだけ面白くても動画の途中で離脱される可能性が高くなります。
しかし縦型動画の場合は、スマホを持ち直す必要もなく電車の中など限られたスペースでもスムーズに視聴することができます。
また縦型動画は横型動画と違い興味のない動画をスクロールで飛ばし、次々と動画が出てくるスタイルのため、ユーザーが回遊しやすく離脱に繋がりにくい仕組みになっています。
縦型動画は横型動画に比べて画面占有率が3倍に上がる
横型動画の場合は、画面の下か横のタイムラインに次の動画の候補が並んでいますが、縦型動画には他の動画が表示されず画面一杯に動画が表示されるため、動画にインパクトや没入感が出てよりユーザーを引き込みやすくなっています。
PCを持っていないZ世代の影響
Z世代(1990年後半から2000年代生まれの世代)と呼ばれる若年層はインターネット利用をスマートフォンで全てを完結させる場合がほとんどです。
下記の参考記事では中学生の5割、高校生の9割がスマホ所有しているため、PCでなくともインターネットに触れることができる点が挙げられています。
そのため横で見るユーザーよりも縦で見るユーザーの方が多く、縦型動画の需要が高くなっています。
YouTube ショートの特徴
YouTube ショートの特徴は次の4つです。
- 1分〜3分ほどの短い動画でファンを獲得できる
- 編集から投稿までをスマホ1つで完結出来る
- YouTubeに上がっているサウンドや音楽を使うことができる
- チャレンジに参加すると知名度を飛躍的に高められる
1分〜3分ほどの短い動画でファンを獲得できる
YouTube ショートでは、1分〜最大3分の動画を投稿が可能です。
この短い時間でユーザーにインパクトを上手く与えることができるとファンも付きやすくなります。
下記の記事はTikTokの記事ではありますが、インパクトの与え方はという点では、とても参考になる記事ですのでぜひ参考にしてみて下さい。
編集から投稿までをスマホ1つで完結できる
YouTube ショートでは高価な動画編集ソフトを購入しなくても、スマホのアプリ「cap cut」や「iMovie」だけでもクオリティの高い動画を制作できます。
またYouTube ショートは動画編集アプリを入れなくてもYouTube上で編集が可能なのでYouTube ショート1つで撮影から投稿までを完結させることができます。
YouTubeに上がっているサウンドや音楽を使うことができる
YouTube ショートではYouTubeに上がっている音楽やサウンドを使うことができます。
そのため、自分で音源を用意せずに好きな音源を使用することが可能です。

チャレンジに参加すると知名度を飛躍的に高められる
チャレンジとはYouTube ショート内での「ハッシュタグチャレンジ」です。
このチャレンジでは、指定された楽曲や音源を使い動画を制作して、参加することでチャンネルの知名度を爆発的に伸ばせる可能性があります。
YouTube ショートとTikTokとの違い
YouTube ショートとTikTokとの違いとしては次の3つが挙げられます。
- 自身のYouTubeのチャンネル登録に繋げやすい
- YouTube ショートだけでも収益化が可能
- ユーザー層の違い
広告収入が得られる
YouTube ショートはInstagramやTikTokなど他のプラットフォームと違い、(条件がありますが)広告収入を得ることが可能です。
再生時間が長くなるほど得られる広告収入が多くなるため、ショート動画を活用することで、ファンを増やしチャンネル登録につなげ、長尺動画を視聴してもらうことに繋げて、さらなる収益化に繋げることもできるでしょう。
YouTube ショートだけでも収益化が可能
YouTube ショートは、TikTok・Instagramリールとは違い、ショート動画だけでも収益化が可能になりました。下記の参考記事によりますと、2021年5月12日に1億ドル(約109億円)のファンドを創設しました。
最もエンゲージメントの高いコンテンツを獲得したときに、その報酬を支払うというシステムのため、長尺のYouTubeのように、ある一定のラインをクリアすると全員に報酬が配られるわけではありませんが、YouTube ショートだけでも収益を獲得できることができます。
ユーザー層の違い
YouTube ショートとTikTokでは利用者の年齢層に大きな違いがあります。
TikTokは基本的に若年層にユーザーの利用が集中しており、10代の60%近くの人が利用しているのに対し、YouTubeは10代〜40代の約90%が利用しています。
このことからもTikTokでは10代を中心に若年層から支持されているのに対して、YouTubeは利用者の年齢層が幅広いことが分かります。
YouTube ショートの撮影方法
YouTube ショートの撮影方法を解説します。
撮影手順は次の7つです。
- YouTubeを開く
- メニューバーからショートのタブをタップする
- 右上のカメラマークをタップ
- サウンド追加
- 撮影
- 編集
- 投稿
1.YouTubeを開く

1.YouTubeのアプリを起動させます。
2.メニューバーからショートのタブをタップする

2.メニューバーからショートタブをタップします。
3.右上のカメラマークをタップ

3.右上のカメラマークをタップします。
4.楽曲・サウンド追加

①画面上のサウンド追加をタップします。

②動画に使用したい楽曲・サウンドを追加します。
5.撮影

①画面下部分の赤丸をタップすると撮影ができます。

②上記の画像のようになっていると撮影中です。
撮影は、撮影機能を使い撮影をします。
撮影機能は後ほど詳しく解説します。
6.編集

6.動画の長さやスピードなど細かい部分を編集します。
7.投稿

①編集が完了したら、画面下の「完了」ボタンをタップします。

②最後にタイトルなどを決めて投稿ボタンをタップすると投稿完了です。
投稿画面から「公開」ボタンをタップします。

公開、限定公開、非公開の3つがあるので公開したい範囲を決めて選択しましょう。
視聴者を選択する方法
投稿画面から「視聴者を選択」ボタンをタップします。

子供向けかどうか、18歳以下の視聴を制限するかを決めることができます。
撮影機能の解説
YouTube ショートの撮影機能を解説します。
撮影手順は次の8つです。

- 切り替え
- 速度
- タイマー
- フィルター
- レタッチ
- グリーンスクリーン
- 位置合わせ
- フラッシュ
- カット
切り替え
インカメラ・アウトカメラどちらを使用するかを設定できます。
速度
撮影機能は0.3~3倍速で撮影ができます。
タイマー
カウントダウンタイマーは3~20秒噛んで調整できます。
フィルター
フィルターを使い動画の外見を綺麗に演出することができます。
レタッチ
レタッチを使い、画像のカラー補正、汚れ除去をすることができます
グリーンスクリーン
グリーンスクリーンでは、背景画面を動画や写真に置き換えることができます。
位置合わせ
位置合わせ使うと、最後に映し出した画像を背景画像に反映され、次の動画との位置を合わせることができます。
フラッシュ
フラッシュ機能では、撮影時にスマホから照明を出すことができます。
カット
コマ撮りした動画を好きなタイミングまで短くできます。(最低でも1秒まで)
まとめ
ここまでYouTube ショートについて特徴や操作方法、TikTokとの違いを紹介してきました。
YouTube ショートは今後すべてのプラットフォームの入り口に繋がる媒体になると考えられています。
つまりショートムービーでユーザーからの「認知」を取り、自社のECサイトやLiveの投げ銭、PR案件、横型の長尺動画などに誘導して収益を確保する流れが王道ルートとなるということです。
これは、YouTube ショートに限らず、Instagramリール、TikTokにも同じことが当てはまります。
もちろん、先ほど紹介したようにYouTube ショートだけでも収益化は可能ですが、投稿者に入る金額は少ないという懸念があります。
YouTube ショートだけで収益を得るより、ショート動画を「認知」の入り口として他のプラットフォームに誘導する方法が、効率的に収益を獲得できる可能性が高くなります。
YouTube ショートは正式にリリースされて1年弱ほどしか経っていませんが、今後アップデートなどで収益面や認知力が拡大すると、さらに多くの企業やインフルエンサーが流れてくる可能性があります。
そのため「YouTube ショート」を認知を成功させるには、確かなコンセプトに沿ったビジネス戦略が求められます。
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