TikTokでDMができない？DMが送れない時の原因と解決策とは

TikTokでDMが送れない主な原因 

TikTokの便利な機能に、DM・ダイレクトメッセージがあります。
ユーザー同士が直接やり取りできる点が魅力のDMですが、「なぜかDMが送信できない」「DM機能を使ってみたいのに表示されない」といったトラブルを体験したことがあるユーザーもいるのではないでしょうか？

DMが送れない場合、年齢制限、プライバシー設定、相手のアカウント設定やブロックなどが主な原因として考えられます。
日本では13歳以上から利用可能なTikTokですが、DMの利用に関しては別の年齢制限が設けられています。

また、自身やDMを受け取る相手の設定によっては、DMの送受信に制限がかかってしまう点に注意が必要です。
ブロックされている場合もDM機能に影響が出るので、原因の詳細を把握しておくことが大切です。

ここでは、TikTokでDMが送れない主な原因3つについて詳しく解説していきます。

DMの年齢制限とは？ 

2020年から、TikTokではDMの使用に年齢制限を設けています。
DMの送受信は16歳以上のユーザーのみ利用可能となっており、年齢制限をクリアしていないユーザーは自動的にDM機能を使えないシステムが敷かれています。

SNSは世界中のユーザーと気軽に交流できるというメリットがある一方で、使い方次第では悪用や事件などのトラブルに巻き込まれる可能性も高いツールです。
特に個人的にやり取りができるDMを通して危険な目に遭うケースも多いことから、TikTokでは若い世代を守るためにDMに年齢制限を設定しています。

TikTokの年齢判別は、登録時の生年月日を基に行われます。
実際の年齢に関係なく、TikTokに登録している生年月日が16歳未満の場合はDM機能が使えない点に注意が必要です。

「DM機能自体にアクセスができない」「操作は合っているはずなのにDMのページが表示されない」という方は、自身のプロフィールの生年月日を確認してみましょう。

年齢制限について記事は下記をご確認ください。

 

プライバシー設定によるDM制限 

DMの送受信が上手くいかない原因に、プライバシー設定の影響が挙げられます。
TikTokのDMには、自身にDMを送信できる相手を設定する機能が付いています。

もし全ユーザーからのDMを拒否する設定になっている場合、フォロワーや過去にやり取りしたことのあるユーザーからのDMも届きません。
セキュリティ対策を高めるのに有効なプライバシー設定ですが、DMの受信を希望するのであれば設定を変更するようにしましょう。

相手のアカウント設定やブロック状態 

TikTokからDMを送れない場合、相手の設定による影響が考えられます。

自分側に問題がなくても、受信者である相手側のアカウント設定によってはDMのやり取りが不可能となります。
もしDMを送信しているにもかかわらず相手が受け取れないというトラブルが発生しているなら、相手のプライバシー設定でDMに制限がかかっていないかを確認してもらいましょう。

また、相手が自身のことをブロックしている場合も、同様にDM機能を使えません。
何らかの理由で相手からブロックされると、DMの画面を開いた際に「アカウントが見つかりません」と表示される仕組みになっています。

当然、DMを送ることはできないので、「だいぶ前にやり取りしていたユーザーにDMを送りたいのにアカウントが出ない」「他の人には送れるのに特定のユーザーだけDM機能が表示されない」という方はブロックされている可能性も考慮してみましょう。
尚、自身が規約違反などを行ってアカウントが運営からブロック状態にされている場合も、DMの送受信はできません。

DMが送れない時の具体的な解決策 

TikTokを使っていると、DMが送れないというトラブルが起こることがあります。
いざというときに慌てなくて済むように、DM機能が使えない場合の解決策を把握しておきましょう。

プライバシー設定によるDM制限がかかっているケースも多いため、プライバシー設定の確認と変更方法について知識を深めておくことが重要です。

また、DMが送れない原因によっては、アカウントのロックやブロックの確認と解除も有効です。
アプリの更新や再インストールが効果的な場合もあるので、シチュエーションに応じてトライするようにしましょう。

ここでは、DMが送れないシーンでの具体的な解決策3つについて詳細を説明していきます。

DMのプライバシー設定の確認と変更方法 

DMが送受信できないときは、プライバシー設定を確認してみましょう。

1. プロフィール画面から右上に表示されるメニューバーを開き、「設定とプライバシー」をタップします
2. 「プライバシー」の中から「ダイレクトメッセージ」を選ぶと、「自分にメッセージを送信できる人」が表示されます
3. 選択肢は2種類あり、1つは「友達のみ」で、もう1つは全ユーザーを非対象とする「オフ」です
4. 「オフ」になっている場合は誰からのDMも受け取れないため、受信対象を「友達のみ」に変更しましょう

尚、TikTokのDM機能における「友達のみ」には、相互フォロワーと自身が過去にメッセージを送ったユーザーが含まれます。
相互フォローしていないユーザーや自身がメッセージを送信したことがない相手は友達と見なされないので、プライバシー設定を変更しても送受信エラーが続く場合は「友達のみ」の条件を満たしているかチェックするのがおすすめです。

アカウントのロックやブロックの確認・解除方法 

自身のアカウントが運営からロックやブロックされていると、DMの送受信はできません。
規約違反や不適切な投稿をしているアカウントであると運営側が判断した場合、アカウント自体が非公開状態になります。

実際にロックやブロックがかかると、アプリを開いた際に通知されるのが一般的です。
DMを含むあらゆる機能が停止されるものの、解除の手順を踏むことで再度アカウントを公開状態に戻せます。

1. TikTokのアプリを開いて、「サインイン」に進みましょう
2. 「パスワードをお忘れですか?」をタップして、ユーザー名か登録している電話番号を入力します
3. 操作に従うと、パスワードリセットに関するリンクが表示されます
4. リセット用のコードを使ってパスワードをリセットし、再設定することでロック・ブロック状態の解除が完了です

アプリの更新や再インストールの効果 

TikTokのDMに関する不具合が起きているなら、アプリのバージョンをチェックしましょう。
アプリが最新バージョンに更新されていない場合、通常よりもバグが発生しやすくなります。

DMはもちろん、他の機能にも問題が発生する可能性が高いため、常にアプリは最新バージョンにしておくことが大切です。

もしアプリのバージョンが最新版か分からないときは、デバイスのアプリストアを開きましょう。
TikTokを探してアプリの詳細ページに進み、アップデートオプションが表示されていたらアップデートが必要です。

また、色々と試してみたにもかかわらずDMが送れない原因が分からないときは、アプリの再インストールも検討してくださいね。
アプリの再インストールによって不具合が解消するケースも多くなっているので、ログイン情報をメモした上でトライしてみましょう。

TikTokのDMの使い方と活用法 

利便性抜群のDM機能ですが、「TikTokは動画を見るだけでDMを使ったことは一度もない」「DMってどういうシチュエーションで使うのがベストなの？」という方も一定数存在しています。
DMは、TikTokのエンゲージメント率をアップさせるための重要なコミュニケーションツールです。

もしフォロワー数、いいねの数、再生回数を改善したいなら、DMを上手く使うのがおすすめです。

また、収益化などのビジネス戦略にも有効なので、効果的なDMの活用方法を押さえておきましょう。
以下では、TikTokのDMの使い方について深堀していきます。

DMのセキュリティ対策と注意点も交えながらお話ししていくので、安全にTikTokを利用する上で役立ててくださいね。

DMでのコミュニケーションのコツ 

TikTokのDMは、再生回数を伸ばすための有効なツールです。
もしフォロワーや動画を視聴したユーザーからDMが来たら、積極的に返信するようにしましょう。

TikTokのユーザーの中には、投稿者との交流を楽しむ層も存在しています。
投稿者からレスポンスをもらうことで応援する気持ちが高まることも多く、アカウントの認知度アップへの近道に繋がります。

応援や質問などのDMには短くてもきちんと返信して、フォロワーやその他のユーザーとの信頼関係を築くことが大切です。

また、動画に関するリクエストがDMで届くこともあり、自身に求められているニーズを把握しやすくなります。
応えられそうなリクエストにその都度対応することで、いいねや再生回数を増やせる点がポイントです。

ただし、DMの中には、ネガティブな内容が含まれる可能性もあります。
自身の動画の改善に役立つ意見なら受け入れることも大切ですが、単なる誹謗中傷にあたる場合は無視するようにしましょう。
もし行き過ぎた内容のDMが届くようであれば、該当アカウントを通報するのがおすすめです。

DMを活用したビジネス戦略 

「TikTokで収益化を狙いたい」「ビジネス目的でTikTokを使いたい」といった目的があるなら、積極的にDMを活用しましょう。
TikTokでは、2023年8月より収益化プログラムの「Creativity Program Beta」が実施されています。

収益化の条件には、2023年10月時点で以下の4つが含まれます。

• 年齢が18歳以上でフォロワー数が10,000人以上
• 過去30日間の動画視聴数が100,000回以上
• コミュニティガイドラインを遵守している
• 1分以上のクリエイティブな動画投稿をしている

もし収益化を目標としているなら、DMを使ってフォロワー数や再生回数を増やしましょう。
DMは、ユーザー同士が個人的に交流するためのツールです。
一般的な動画投稿と違って、特定のフォロワーやユーザーとやり取りできる点が特徴です。

DMの内容は他のユーザーから見えないため、単なるコメント欄での交流よりも特別感が生まれやすい傾向にあります。
ユーザーからのDMにきちんとレスポンスするのはもちろん、告知などを行う際は個別にDMを送るのがおすすめです。

不特定多数ではなく個人を対象とするDMを使うことで、より多くのユーザーを惹き付けやすくなります。
記載する情報量や表現なども工夫して、DMを活用した効果的なビジネス戦略を意識しましょう。

TikTokをビジネスとして活用していきたい方はぜひ下記をご確認ください。

 

DMのセキュリティ対策と注意点 

TikTokのDM機能を利用するにあたって、セキュリティ対策を徹底することが大切です。
他のユーザーと個人的にやり取りできるDMは、使い方次第で犯罪やトラブルに巻き込まれるリスクがあります。
特に顔出しをしているユーザーの場合、出会い目的のユーザーがアプローチしてくるケースも多くなっています。

本名、学校、勤務先、住所、電話番号といった個人情報などを尋ねてくるユーザーもいますが、絶対に教えないようにしましょう。
個人情報を共有することで、ストーカー被害や個人情報の漏洩といった被害に遭う恐れがあります。

ネット上に個人情報が漏洩してしまうと、不特定多数の目に触れます。
個人情報を誰かに記録された場合、例え漏洩させたアカウントや該当の投稿を削除しても他のユーザーが再び個人情報を書き込む可能性が高いです。
一度晒された個人情報は半永久的にネット上に漂うことになるので、DMで個人情報を明かさないように気を付けましょう。

もし個人情報をしつこく尋ねているユーザーがいるときは、TikTokの運営に通報することも視野に入れてくださいね。

TikTokのDMに関するよくある疑問 

ここでは、TikTokのDMに関するよくある疑問と回答についてチェックしていきましょう。

DMの利便性向上やスムーズなコミュニケーションを希望する方からは、既読表示の有無について知りたいという声も多く寄せられています。
また、TikTok にはDMの送信制限が設けられており、相互フォローしている相手以外にはDMを送れる回数が決まっています。

送信制限の詳細や解除方法について検索するユーザーも多く、安心してDM機能を利用するためにも明確にしておくことが重要です。
以下では16歳未満のDM制限の解除方法についてもご紹介していくので、誤って年齢登録した方や16歳未満の方は参考にしてくださいね。

DMの既読表示について 

TikTokのDMに関して、「他のメッセージアプリみたいに既読機能って付いてるの？」「既読表示のオンオフ設定ってあるの？」といった疑問を持つ方もたくさんいます。
TikTokのDMには既読機能が付いており、18歳以上のユーザーでは初期設定で既読表示がオンになっています。

尚、DMの既読マークを表示するかどうかは、ユーザー自身が選択可能です。

1. 既読表示のオンオフ操作を行う場合は、TikTokアプリの「プロフィール」を開きましょう



2. 画面上にあるメニューバーをタップし、「設定とプライバシー」から「プライバシー」に進みます



3. 「ダイレクトメッセージ」を選ぶと「既読ステータス」の設定があるので、既読マークを付ける場合はオン、非表示ならオフにします

ただし、自身が既読ステータスをオンにした状態でDMを読んでも、送信者が既読ステータスをオフにしている場合は相手に起動通知がされない点に注意しましょう。

DMの送信制限とその回避方法 

「フォロワー以外のユーザーにDMを送っていたら途中から送信できなくなった」「フォロワーにはDMを送れるのに他のユーザーだとエラーになる」といった悩みを抱えている方は、DMの送信制限に引っかかっている可能性があります。
TikTokでは、相互フォローしていない相手に対して送信制限を設けています。

1日最大3通までのDM送信が可能となっており、3通目以降はエラーとなる点に注意が必要です。
送信制限に到達した場合は、リセットされる翌日になるまで待ちましょう。

もし送信制限を回避しながらDMのやり取りをしたいなら、相手と相互フォローするのがおすすめです。
相互フォローしている相手とならDMが無制限になっているため、待ち時間によって感じる利便性の悪さやストレスを軽減できます。

16歳未満のDM制限の解除方法

「成人しているのに登録時にいい加減な生年月日を入れて年齢制限に引っかかっている」「16歳未満だけどDM機能を使いたい」という場合、気になるのがDM制限の解除方法です。
残念ながら、TikTokにはDMにおける年齢制限の解除はありません。

TikTokでは2021年2月以降、アカウントを登録する際に生年月日を入力する仕組みになっています。

生年月日は登録後の変更が不可能なので、年齢を誤って入力した場合には再度アカウントを作り直す必要があります。
尚、年齢が16歳に達していない方は、DM機能の利用を諦めましょう。

TikTokは、安全面の理由から16歳未満のDM機能へのアクセスを認めていません。
年齢を偽ってアカウントを登録することは事実上可能ですが、虚偽申告が発覚した場合にペナルティが課せられる恐れもあります。

自身の安全を確保するためにも、ルールを守りながらTikTokを使うことが大切です。

DMを駆使しファンとの交流を図ることで、より良い投稿にも繋がることが分かりましたね。
コミュニケーションや動画編集など幅広くサポートができるStar Creationまでお問い合わせください。