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TikTokでバズる文字入れ方法!誰でもできる基本テクニック

バズる文字入れ基本テクニック

TikTokのバズる文字入れ方法!

TikTokにはアフレコ機能やエフェクト昨日などさまざまな編集機能がついており、その中でもぜひ活用したいのが「文字入れ機能」です。

文字入れすることで

    • より分かりやすく動画の内容を伝えられる
    • 視聴完了率を上げるために視聴者の興味を引く事が出来る
        事により視聴者の満足度を高められます。

本記事ではTikTokへ文字を入れるための基本動作から、文字入れのコツ、文字入れで参考にしたいクリエイターなどを幅広く解説します。

TikTok文字入れ方法の基本動作

TikTok文字入れの基本動作は以下の通り。

①動画の撮影後「テキスト(Aa)」をタップする
撮影後の編集画面で、画面右上にある「テキスト(Aa)」をタップします。

②テキストを入力する
テキストを入力すると画面上に入力したテキストが表示されます。

③テキストの表示位置を調整する

テキスト部分をタップし長押しすれば、表示位置を変更できます。
指でずらして好みの位置に変更しましょう。

④フォントを編集する

テキストのフォントを編集します。「ゴシック」や「Classic」など複数のフォントの中から、動画の雰囲気に合ったフォントを選びましょう。

⑤カラーを編集する

テキストのカラーも自由に選択可能です。文字自体の配色を変えるのはもちろん、文字に背景色の変更もできます。こちらも動画の雰囲気に合わせて選びましょう。

⑥テキストの表示時間を設定する

入力したテキストをタップし「ステッカーの表示時間を設定」をタップすると、テキストの表示時間を設定できます。
画面下に表示される左右のバーを動かし、任意の時間を設定します。

時間を設定したらサンプル動画を再生し、ズレなどがないか確認しましょう。

Tiktok動画に文字入れをするメリット

TikTok動画に文字入れするメリットは、主に3つあります。

①動画の内容が伝わりやすくなる

文字を入れる事で動画の内容が伝わりやすくなり、より視聴者の興味を引くことが可能です。

その際、

        • 文字の色
        • 文字を出すタイミング
        • 文字の大きさ

などを工夫することで、より内容を伝えやすくなります。

創意工夫は必要ですが、文字入れを活用することで、動画のメッセージ性や主題を強調することができるでしょう。

視聴完了率を高められる

TikTokなどのショート動画では、最初の2秒で興味を持たれないと視聴者に再生をスキップされてしまいます。

しかし、文字入れを活用して視聴者の興味を引くことで、視聴完了率を高める事が出来ます。

このように「視聴者を引き込むためのギミック」としても活用が可能です。

海外で受け入れられる可能性が高まる

文字入れを英語にする事で、海外のユーザーに視聴される可能性も!

TikTokはグローバルで10億人を超える月間ユーザーがいるので、英語字幕によって、世界にリーチできる可能性が高まります。

例えばフォロワー200万人を超える 大京警部保証のアカウント(@dkykeibi_tokyo)では、動画に字幕を付ける事で海外ユーザーが見ても理解しやすい動画の作りになっています。

垢抜けた動画が作れる!TikTok動画文字入れのコツ

垢抜けた動画を作るためには、文字入れの際にいくつかのコツが必要です。

以下に解説するポイントを押さえながら、文字入れをしてみましょう。

絵文字を入れる

TikTokはテキストだけではなく、絵文字の挿入も可能です。
絵文字を活用することで、ただテキストを挿入するよりも、人柄や感情を表現することができます。
絵文字を効果的に活用し、表現の幅を広げましょう。

特殊効果は必要最低限

TikTokにはエフェクト機能が豊富にあるため、つい色々とエフェクトを使いがちになります。

しかし、動画にエフェクトを使用しすぎると肝心の内容が伝わりにくくなるため、特殊効果(エフェクト)は必要最低限で使いましょう。
強調したい部分にだけ、必要最低限で使うのがおすすめです。

手書きや縦書きを使用する

手書きや縦書きの文字も効果的に使いましょう。
動画にエモい雰囲気を出したい時は手書きの文字、和風の雰囲気を出したい時は縦書き文字を使う、など意識的に使い分けるといいでしょう 。

なお、手書き文字や縦書き文字をTikTokに挿入する場合、まず写真を加工する必要があります。

主な手順は以下の通りです。

        1. 白い紙に黒いサインペンで任意の文字を書く
        2. 明るめに撮影する
        3. コントラストを上げ文字の周囲を白くする
        4. 動画編集アプリで文字だけ残す加工をする

4. の部分については、動画編集アプリによって操作方法が異なります。

動画編集アプリはいくつかありますが、中でもおすすめはCapCutです。
CapCutを使った手書き文字の挿入方法は後述しますので、そちらも参考にしてみてください。

表示時間を意識する

文字のフォントだけではなく、表示時間も意識しましょう。
文字を入れたり消したりといった表示時間の設定は非常に大切です。

例えば料理のレシピを紹介する動画の場合、文字テロップの表示時間が統一されていないと非常に見づらい動画となります。
また、BGMとテロップがズレていると、違和感を感じる視聴者も多いでしょう。
実際TikTokには音楽に合わせて自己紹介する動画が数多くアップされていますが、いずれも動きに合わせて文字が表示されるような内容です。

例えば、以下の青山テルマさんの動画などがそうですね。

@thelma_aoyama #青山テルマ #自己紹介動画 #自己紹介 ♬ son original – Sergi Aliberch🥀


文字の表示時間やBGMに合わせるタイミングが分からない時は、参考にしてみましょう。

背景色を活用する

文字はフォントだけではなく、背景色もつけられます。
文字に背景色をつけることで、より強調した表現が可能です。

ただし、背景色がついた文字ばかりが表示されると画面がうるさくなってしまいますので、動画内で特に強調したいポイントのみ、背景色を使いましょう。

フォントの色使いに注意する

文字フォントに色を使う際には、動画の雰囲気に合わせて色を選びましょう。

例えばホラー系の動画には血の色を連想させる「赤」を使う、などですね。

以下に色ごとのイメージをまとめたので、ぜひ色使いの参考にしてみてください。

連想されるイメージ
リーダー、力強い、熱血、危険、不吉
清涼感、爽快感、誠実、平和、不安、憂鬱
自然、環境、エコ、安全、平凡
明るさ、幸福、親交、注意、幼い、愛嬌

TikTokの文字入れ素材に困ったら

TikTokの文字入れにおすすめのアプリが「CapCut(キャップカット)」です。
CapCutは文字入れ加工はもちろん、アニメーションやBGMの挿入、フィルターを使った加工もできます。

ここからは実際に、CapCutを使った手書きや縦書き文字を挿入する方法を解説します。

CapCutを使った手書きや縦書き文字の入れ方

CapCutを使った手書きや縦書き文字の入れ方は、以下の通りです。

①はめ込み合成の追加
CapCutの編集画面を開いたら、画面下部にある「はめ込み合成の追加」をタップします。

②動画を選ぶ
手書きや縦書き文字を撮影した動画を選びます。
あらかじめ動画のコントラストを上げて調整しておくと便利です。

③「マスク」→「長方形」をタップ
動画を選んだら、編集画面の下部にある「マスク」をタップ。
形を選択できるので、「長方形」をタップします。

⑤範囲を調整する
手書き文字を挿入する範囲を調整します。
できるだけ文字だけが残るよう範囲を調整しましょう。

⑥「リミックス」→「焼き飲み」をタップ
範囲を調整したら「リミックス」をタップ。
リミックスする方法を選べるので、「焼き飲み」をタップします。

⑦文字の大きさを調整する
白い紙の部分が消え文字だけが残れば成功です。
後は文字の大きさを調整して完了。

以上の手順で手書きや縦書き文字の挿入ができます。

文章で見ると一見難しそうに感じるかもしれませんが、実際にやってみるとカンタンに加工できます。

CapCutはリリース当初からApp Storeでランキング上位を獲得しており、多くのユーザーが愛用する動画編集アプリ。
TikTokの文字入れ素材に困ったら、ぜひCapCutを使ってみましょう。

Tiktok文字入れに相性のいいジャンル

TikTokの文字入れは様々なジャンルにおいて利便性が高いですが、特に以下2つは相性がいいです。

        • ファッション系
        • グルメ系

どのように相性がいいのか、詳しくみていきましょう。

ファッション系

ファッション系はデザインや質感などの視覚的情報も重要ですが、同時に値段やブランドなどの情報が気になることもありませんか?

動画内に値段やブランド、サイズ感などの情報を入れる事によって、視聴者のエンゲージメントを高める事が出来ます。

企業アカウントなら購買にも繋がりやすくなるかも?

【参考アカウント】
YOSUKO★よすこ:https://www.tiktok.com/@yosuko
Haruka:https://www.tiktok.com/@haruka061444?lang=ja-JP

グルメ系

最近増えてきているグルメ系動画。

文字入れによって料理の美味しさを文章でアピールしたり、料理にまつわるプチ情報を載せたりすることで、より魅力を伝える効果が期待できます。

ただ料理を魅せるよりも特徴的な動画を作れますので、最後まで楽しんで見れる動画が増えています。

【参考アカウント】
おのまめし https://www.tiktok.com/@ryo_onoma
よぉちゃん https://www.tiktok.com/@jgyoko

文字入れの参考にしたいクリエイター

TikTokで文字入れをする際に、ぜひ参考にしたいクリエイターを2人紹介します。

        • Panna
          世界中にファンがいるトイプードルのワンちゃん
        • マリナ
          独特のファッションコーデチェンジが人気のクリエイター
        • しんのすけ

TikTokの文字入れで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

Panna

参考にしたいクリエイターの1人目はPannaです。

Pannaはもふもふ姿が愛くるしい、トイプードルのワンちゃん。
SNSの総フォロワー数は1000万人を突破しており、世界中にPannaのファンがいます。

ワンちゃんである以上お喋りができないため、文字入れを活用してPannaの気持ちを表現しています。

中でもオススメなのが、下記のPannaが美容室に行く動画。

@azchpn 今日は私のトリミング✂️✨🐶 #CapCut #編集はCapCut #うちの子が可愛すぎる #dog #poodle #fyp #dogsoftiktok #foryourpage #犬 #トイプードル ♬ オリジナル楽曲 – Panna


Pannaの動きや表情に合わせてセリフを文字入れしており、文字のフォントや表示時間など使い方も秀逸。文字入れのお手本のような動画です。

マリナ

マリナはさまざまなシチュエーションでのファッションコーデを得意とする、現役大学生のファッションクリエイターです。
ストリートやハイブランドなどのジャンルはもちろん、「ポケモンタイプ別コーデ」「人気アイスフレーバー擬人化」といった特殊なファッションコーデも得意。

中でも文字入れの参考にしたいのが下記の動画です。

@kodakkugasuki みんなは何味が好き?#31アイスクリーム #コーデ紹介 #冬コーデ #擬人化 ♬ оригинальный звук – …


こちらの動画では、人気アイスクリームチェーン「サーティーワンアイスクリーム」のメニューに合わせたコーディネートを披露。
ファッションコーディネートはもちろん、メニューに合わせた文字フォントや配色まで完璧な仕上がり。非常に参考となる動画です。

しんのすけ

しんのすけこと斎藤進之介は、主に映画の感想をアップしているTikTokクリエイターです。

コンテンツ内容は「映画のあらすじや感想を語る」ものですが、文字入れを活用することで内容が理解しやすくなっているのが特徴。

@deadnosuke 人間の血を飲まないと暴走する最悪のコウモリ人間『モービウス』の感想です! #映画 #映画紹介 #マーベル #marvel #スパイダーマン #ヴェノム #アメコミ #spiderman #venom #PR ♬ オリジナル楽曲 – しんのすけ🌏No War – しんのすけ🎬映画感想

単調に文字入れを使っているわけではなく、強調する部分では文字の色を変えたりと、独自性が見てとれます。

一見シンプルなように見えて、文字入れのタイミングや文字色など、様々な工夫がなされていることがわかる動画です。

バズらせるには説明文も工夫しよう

TikTokで注目を集めるには、動画のクオリティはもちろん、説明文(キャプション)の書き方にも工夫が必要です。ここでは、効果的な説明文を作成するためのポイントを解説します。

説明文とは?説明文の役割

説明文とは、動画の内容やメッセージを簡潔に伝えるためのテキストで、動画を視聴した際に出てくる、文章のことです。
TikTokの視聴者は、動画の内容だけではなく、説明文にも注目しており、説明文が巧みに書かれていると、コメントやシェアの数が増加し、動画がおすすめセクションに掲載されやすくなることがあります。
検索エンジンやTikTokのアルゴリズムによって、適切なキーワードが含まれていると、検索結果やおすすめ動画に表示されやすくなります。そのため、説明文は動画の視聴率を高めるだけでなく、アルゴリズム対策にも寄与するものです。

説明文でやるべきこと

TikTokの説明文では、視聴者の注意を引き、動画の内容を簡潔に伝えることが重要です。視聴者が内容をより深く理解できるようにする役割も果たします。
また、説明文を使って視聴者との関係を築くことも可能です。質問を投げかけたり、視聴者の意見を求めることで、コメントや共有を促すことができます。
短いながらも、説明文は動画の魅力を増す役割を果たし、より多くの視聴者とのつながりを築くための重要なツールです。

ハッシュタグの賢い使い方

ハッシュタグはTikTokにおいて、動画を適切な視聴者に届け、関連性の高いトピックやトレンドに結びつけるものです。賢いハッシュタグの使い方は、まずトレンドを意識することです。現在注目されているハッシュタグを動画に適用することで、より広いオーディエンスにリーチすることができます。ただし、関連性が重要で、動画の内容と直接関連するハッシュタグを選ぶことが必須です。

また、ブランド固有のハッシュタグを作成し、継続的に使用することで、独自のブランドアイデンティティを築き、フォロワーが容易に関連動画を見つけられるようにすることも重要です。ハッシュタグの組み合わせを実験し、どのハッシュタグが最も効果的であるかを分析することで、戦略を洗練させていきましょう。ユニークで関連性の高いハッシュタグを使うことで、動画が目立ちやすくなり、TikTok内での視認性を高めることができます。

説明文で視聴者の心を掴む技術

TikTokで視聴者の心を掴むためには、単に情報を伝えるだけでは不十分です。説明文を通じて視聴者との強いつながりを築くことが重要になります。ここでは、視聴者の共感を呼び起こし、記憶に残る説明文を作成するためのテクニックを紹介します。

説明文で共感を誘う

共感を誘うような説明文は、視聴者の感情に訴えかけ、共感や感動を誘う強力な手段です。視聴者が自らの経験や感情とリンクできるような内容を盛り込みます。例えば、個人的な挑戦や成功ストーリーを語ることで、視聴者との深い感情的な絆を築くことができます。
また、視聴者が自分自身の体験や感情を動画の内容に投影できるような言葉を選ぶことが重要です。視聴者がポジティブな感情を抱くよう促す一方で、不快感を与えないように配慮する必要があります。説明文を通じて、視聴者に動画のメッセージを心から感じてもらい、深い共感を得ることが目標です。

説明文を使ってブランドストーリーを伝える

ブランドのストーリーを説明文を通じて伝えることは、視聴者にブランドの個性や価値観を深く理解してもらうための効果的な方法です。この方法では、ブランドの起源、ミッション、ビジョン、または製品背後にある情熱など、ブランドを特徴づけるものを感動的に紹介します。
説明文でブランドストーリーを共有する際は、ストーリーテリングの技術を用いて、読者が感情的に共感できるような内容を心掛けることが重要です。ブランドが直面した挑戦や、それを乗り越えた経緯、ブランドが追求する社会的価値などを共有することで、視聴者との間に信頼関係を築き、ブランドへの忠誠心を育むことができます。

シェア・コメントを促す

説明文で視聴者に動画のシェアやコメントを促すことは、エンゲージメントを高め、投稿の活性化に繋がります。そのためには、視聴者に対話や参加を促すような呼びかけが有効です。
例えば、「あなたの意見を教えてください」や「この動画を友達とシェアして、皆の考えを聞いてみましょう」のような文言を説明文に含めることで、視聴者のアクションを促すことができます。
また、視聴者に質問を投げかけることで、コメントセクションでの議論を生み出し、コミュニティ内でのエンゲージメントを促進します。視聴者が積極的に参加しやすい環境を整えることで、ブランドやコンテンツに対する視聴者の関与を深め、TikTok上での動画の可視性を高めることができます。シェアやコメントを促す説明文は、視聴者との相互作用を促し、より強いコミュニティを築くためには必要となります。

企業がTikTokを使ったPR活動をするなら

ここまでTikTokの文字入れ機能の概要や基本操作、効果的な使い方や参考にしたいクリエイターまで紹介してきました。

本記事で紹介したクリエイター(Panna、マリナ)が所属するStar Creation(スタークリエイション)は、TikTokをメインに活躍する総勢300名超のクリエイターのマネジメント・ネットワークを得意とする、MCN(マルチチャンネルネットワーク)で、総フォロワー数1億人を超えるクリエイターの中から、案件に合ったクリエイターのアサインが可能です。
TikTokの運用代行やコンサルティングなど、TikTokに関することなら幅広く対応しています。

TikTokを使った本格的なPR活動をしたい方は、ぜひStar Creationまでご相談ください。

記事を書いた人
今村 悠勢
大学在籍中にインターン先の企業のTikTokアカウントを運用し、
10万回以上再生された動画を多数制作しました。
現在は株式会社スターミュージック・エンタテインメントに所属し、ショートムービーラボのディレクション・記事のライティングを行っています。
自身の経験を活かしてTikTokを企業が活用する際にヒントになるような情報を発信します。
大学在籍中にインターン先の企業のTikTokアカウントを運用し、
10万回以上再生された動画を多数制作しました。
現在は株式会社スターミュージック・エンタテインメントに所属し、ショートムービーラボのディレクション・記事のライティングを行っています。
自身の経験を活かしてTikTokを企業が活用する際にヒントになるような情報を発信します。