TikTokの再投稿とは?やり方と消し方を解説
TikTokは、動画共有によって他のユーザーとコミュニケーションが取れる便利なツールです。
2023年における世界ユーザー数は16億人を超えており、SNSの中でも近年特に人気が高まっています。
手軽にショートムービーを楽しめるTikTokですが、実は再投稿機能を上手く活用することでさらに快適性と安全性を向上できることはご存知ですか?
この記事では、TikTokの再投稿機能の基本情報、再投稿の方法、管理や削除の手順について解説してきます。
再投稿機能に関するQ&Aもご紹介していくので、「TikTokを使いはじめたばかりで再投稿機能の意味が分からない」「再投稿してみたいけど詳しいやり方を知りたい」という方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
TikTokの再投稿機能の概要
TikTokの再投稿は、2022年に導入された新機能です。
動画共有の手軽さを飛躍的に向上させた機能ではあるものの、再投稿機能について理解できていないユーザーが多いのも事実です。
ここでは、TikTokの再投稿機能の概要として、再投稿機能の詳細、メリットとデメリット、再投稿機能が加えられた理由などについてお話ししていきます。
自身にとって使いやすい機能かどうかを判断するためにも、再投稿機能の基本情報を把握していきましょう。
再投稿機能とは?
再投稿機能とは、TikTok内に投稿されている他のユーザーの動画を共有するシステムのことです。
Twitterのリツイートと同じ機能で、お気に入りの動画を自身のフォロワーに手軽にシェアできる点が特徴です。
TikTokで再投稿された動画は、相互フォローしているユーザーのタイムラインに表示されます。
尚、他のユーザーの動画をシェアするという目的で設定されている機能なので、自身の動画は再投稿できない仕組みになっています。
動画の投稿元がフォロワーやフォロー中のユーザーである必要はなく、企業や有名人などの動画を再投稿することが可能です。
シェアに関しては以下の記事にまとめてありますのでご覧ください。
再投稿機能のメリットとデメリット
再投稿機能を使ったことがない方の中には、「動画を共有することにどんなメリットがあるの?」「便利そうに見えるけど悪い点はないの?」といった疑問もあるのではないでしょうか?
再投稿機能には、メリットもあればデメリットも存在します。
TikTokを快適に利用するためにも、再投稿機能について多方面から確認することが大切です。
以下では、再投稿機能が持つメリットとデメリットの詳細をお話ししていきます。
メリット
再投稿機能には、著作権に触れないというメリットがあります。
再投稿機能が作られる以前は、TikTokで動画を共有するためには動画のダウンロード及びアップロードが必須でした。
他社の動画をネット上にアップロードすると、もし投稿元であるユーザーが告訴した場合に10年以下の懲役または1000万円以下の罰金が科せられてしまいます。
しかし、TikTokにて正式な機能として設定されている再投稿機能であれば、法律に違反することなく動画を共有できます。
リスクを回避しながら安全に動画を紹介することに繋がり、精神的なストレスや不安を軽減できる点がポイントです。
また、手軽な操作でサクサクと動画を他のユーザーに紹介できる再投稿機能は、拡散性の高さも魅力です。
ユーザー同士が効率的に動画を共有できるため、より多くの人の目に触れる機会を作れます。
特に、企業やクリエイターにとっては集客力や収益率アップに貢献する重量な機能となっています。
デメリット
利便性が高いTikTokの再投稿機能ですが、ユーザーによってはデメリットを感じるケースもあります。
TikTokには、ユーザーが再投稿を拒否する設定が付いていません。
そのため、自身の投稿が知らない間に誰かに再投稿される可能性がある点に注意が必要です。
再投稿機能が生まれる以前は、デュエットやリミックスなどの機能を通じて動画が共有されていました。
どちらの機能も投稿者がシェアを拒否できる設定が付いていましたが、再投稿機能には共有をオフする選択肢がありません。
自身の意思とは関係なく動画が拡散されてしまうため、「自分の動画を勝手に共有しないでほしい」「誰が自分の投稿を見ているのかきちんと把握しておきたい」という方には不向きな機能となっています。
なぜ再投稿機能が生まれたのか?
再投稿は、手軽かつ安全に動画を共有するために生まれた機能です。
再投稿機能が設定される前は、共有したい動画をユーザー自身がダウンロードしてアップロードするという手順を踏まなければなりませんでした。
動画の長さによっては通信量が大きくなるケースもあり、「こんなに手間がかかるなら共有は諦めよう」「ワンクリックで簡単に動画を共有できたらいいのに」といったユーザーの声も目立っていました。
また、動画をダウンロードしてアップロードし直すというプロセスは、著作権侵害になる恐れがあります。
TikTokは動画投稿を通してコミュニケーションを取ることを目的としているにもかかわらず、動画共有における利便性や安全性が不十分な傾向にありました。
そこで、簡単な操作で著作権にも触れない再投稿機能を設定し、より多くの人々が動画共有できるシステムを確立したのです。
TikTokでの再投稿のやり方
「友達に動画をシェアして楽しみたい」「自分のお気に入りの動画をいろんな人に見てほしい」という方のために、ここではTikTokでの再投稿のやり方について詳しく説明していきます。
再投稿の手順は至って簡単ですが、再投稿ボタンが表示されないといったトラブルに見舞われることもあります。
問題をスムーズに解決するためにも、再投稿ボタンが表示されない場合の対処法も身につけておきましょう。
また、再投稿時に意識すべき注意点も併せて解説するので、TikTokで動画共有をする前に必ず確認してくださいね。
再投稿の手順
TikTokの再投稿の手順は、非常にシンプルです。
お気に入りの動画を再投稿する場合、まずは再投稿したい動画を再生しましょう。
動画を再生すると、画面の右下に曲がった矢印のようなマークのシェアボタンが表示されます。
シェアボタンをタップすると、「LINE」「おすすめする」「TikTokの友達」といった複数のシェア方法の選択肢が出る仕組みになっています。
「おすすめする」を選んで「再投稿されました」のメッセージが表示されたら、TikTokの再投稿は完了です。
尚、「再投稿されました」の文字が出る前にページを閉じると、正しく機能しない可能性が高くなります。
失敗やエラーになると再度はじめから手順を踏まないといけなくなるため、必ずプロセスが完了するのを待ってから次の操作を行うようにしましょう。
再投稿ボタンが表示されない場合の対処法は?
TikTokの再投稿を行う際、手順を踏んでも再投稿ボタンが表示されないことがあります。
再投稿ボタンが出てこない最も多い原因が、アプリのアップデートが行われていないというものです。
再投稿機能は、2022年7月からはじまった新しいシステムです。
そのため、アップデートを行っていない古いバージョンのTikTokアプリには、再投稿機能自体が存在していません。
動画を再投稿する際は、必ずアプリを最新バージョンにアップデートしておくことが大切です。
また、TikTokにはスマートフォン版とPC版があり、再投稿はスマートフォン版にのみ搭載されている機能です。
PC版からは再投稿できないので、再投稿ボタン自体が表示されない仕組みになっています。
普段PC版でTikTokを利用している方も、再投稿の際にはスマートフォンからアクセスしてくださいね。
再投稿時の注意点
TikTokで再投稿する前に、本当にその動画を共有すべきか一旦考えてみましょう。
再投稿された動画は、相互フォローしているユーザーのタイムラインにて流れます。
無難なテーマや内容の動画であれば問題ありませんが、好き嫌いが分かれてしまうような動画の場合は注意が必要です。
特にアダルトコンテンツや過激な発言などを含む動画などは、人によっては不快感を覚える可能性もあります。
TikTok上での付き合いやリアルな人間関係にも影響を及ぼす恐れがあるため、むやみやたらに再投稿するのではなく、色々な人の立場から動画のテーマや内容について考えることが重要です。
再投稿した動画の管理と削除方法
再投稿機能を活用するにあたって、動画の管理と削除のやり方について理解を深めておきましょう。
正しく再投稿できているかどうかは、複数の方法で確認できる仕組みになっています。
また、削除の手順についても把握しておくことで、誤って再投稿してしまった場合や再投稿を取り消したい場合にもスムーズに対処できます。
以下ではTikTokで再投稿した動画の確認・削除の方法を説明していくので、実際に再投稿にトライする前におさらいしておきましょう。
再投稿動画の確認方法
再投稿動画には、3つの確認方法があります。
最も手っ取り早い方法が、再投稿した動画の再生です。
正しく再投稿できている場合、該当の動画を再生すると左下に「再投稿しました」と表示されます。
2つ目の方法は、プロフィールページにある「再投稿された動画」をチェックすることです。
自身が再投稿したTikTokの動画が閲覧できる仕様になっているため、正しく操作できていれば該当の動画を見つけられます。
そして3つ目の確認方法は、自身のフォロワーに尋ねることです。
再投稿されているか確実に分かる方法となっているため、はじめて再投稿機能を利用する方でも安心です。
相互フォローしている友人と一緒にいるときに再投稿の操作をしてみて、相手のタイムラインに上手く反映されているかを見せてもらいましょう。
再投稿動画の削除方法
TikTokの操作中に、「誤って動画を再投稿してしまった」「TikTokに再投稿したけどやっぱり消したい」ということも多々あります。
投稿方法と同様に、削除する手順も非常に簡単です。
まずは、自身が削除したい動画が本当に正しく再投稿されているかどうかを確認しましょう。
エラーなどで再投稿が失敗している場合、手順を踏んでも削除するための選択肢が表示されません。
余計な手間と精神的なストレスが生まれてしまうので、自身が再投稿した動画の下に「再投稿しました」の表示があるかどうかを探してくださいね。
もし表示されているなら、正しく再投稿されている証拠です。
矢印マークのシェアボタンをタップして、「再投稿の削除」という黄色のアイコンを選びましょう。
「あなたの再投稿は削除されました」という文字を確認できれば、操作完了です。
再投稿に関するよくあるQA
TikTokの再投稿は、比較的新しく追加された機能です。
そのため、「再投稿の基本的な仕組みや使い方は分かったけどまだまだ疑問がある」「使いこなしたいけど再投稿が誰に知られるのか把握しておきたい」という方も多くなっています。
再投稿機能をフル活用するためにも、ここではTikTokユーザーから頻繁に寄せられている質問と回答について深堀していきましょう。
TikTokの再投稿と「いいね」の違い、再投稿が誰にバレるのか、コメントや「いいね」の影響、再投稿できない理由などについて解説しているので、再投稿機能に関する正しい知識を身につけてくださいね。
再投稿と「いいね」の違いは?
TikTokを使っていると、再投稿と「いいね」機能の使い分けに悩む方もいるのではないでしょうか?
「いいね」機能は、動画に対して意思表示を行う際に使われる機能です。
具体的な感情は動画の内容によって異なるものの、主に以下のような意思を伝えるために使用されています。
- 面白い
- 笑った
- 好き
- がんばったね
- 気に入ったよ
タップするだけで意思を伝えられることから、手間や時間を省きながらコミュニケーションが取れる利便性の高さがポイントです。
また、ユーザーとの関係によっては、単に閲覧したことを表すために「いいね」を押すパターンもあります。
一方の再投稿は、情報共有の意味合いが強い機能です。
「この投稿は有益だからみんなに知ってほしい」「面白い動画だからみんなにシェアしたい」という場合に使われており、手軽に投稿を拡散できる点が魅力です。
尚、再投稿は自身の投稿に対してはできませんが、「いいね」のボタンは自分を含む誰に対しても押せるという違いもあります。
再投稿はフォロワーや投稿者に知られる?
TikTokの再投稿は、相互フォローしているユーザーのおすすめ欄に共有されます。
例え自身のフォロワーであっても、自身も相手のことをフォローしていないと表示されない仕組みになっています。
また、TikTokの動画を再投稿しても、動画の投稿者に通知されることはありません。
Twitterのリツイートのように投稿者に知られてしまうことがないため、「再投稿したことを投稿者にバレたくない」「頻繁に再投稿しているからその度に通知がいくのは嫌だ」という方でも安心です。
ただし、再投稿する際、コメントをつけると投稿者に通知が届きます。
もし再投稿することを知られたくないなら、コメントなしで手順を踏むようにしましょう。
尚、他のユーザーが再投稿した動画をさらに自分が再投稿する場合は、最初に再投稿したユーザーに通知がいく点に注意が必要です。
コメントや「いいね」は再投稿に影響する?
コメント送信や「いいね」をするにあたって、再投稿への影響が気になるというユーザーもたくさんいます。
他のユーザーの動画に「いいね」をしても再投稿はされませんが、実はコメントをする際に同時に再投稿してしまうケースがあります。
コメント入力欄の下に「〇再投稿」と表示されている場合、コメントの送信に伴って自動で再投稿も行われるので注意しましょう。
また、自身がTikTokで再投稿した動画は、他のユーザーが「いいね」やコメントを残せる仕様になっています。
再投稿できないのはなぜ?
お気に入りの動画を手軽に共有できる再投稿ですが、中には再投稿できない動画も存在します。
再投稿する動画は、自分以外のユーザーの動画であることが条件です。
自身の動画は再投稿の対象外となっているため、再投稿の選択肢が表示されない点に注意しましょう。
また、自分以外のユーザーの投稿であっても、ストーリーズ動画は再投稿できません。
通常投稿のみ共有できる仕組みなので、「再投稿のアイコンが見つからない」「何度もトライしているのに機能しない」という場合は動画の種類を確認することが大切です。
さらに、再投稿機能は、スマートフォンアプリのみ対応しています。
PCからのアクセスでは再投稿できないので、再投稿する際はスマートフォンから操作してくださいね。
もし上記の条件を満たしているにもかかわらず再投稿できない場合、他のユーザーと相互フォローになっていない可能性が考えられます。
再投稿を閲覧できるのは相互フォローしているユーザーだけなので、念のために相手に確認してみるのもおすすめです。
尚、TikTokアプリでシステムエラーなどが発生しているケースもあり、再起動することで再投稿可能となるパターンも多くなっています。
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