TikTokってどうやって使うの?登録方法から活用方法まで解説【初心者向け】

「マクドナルド」「ユニクロ」「サントリー」などの大手企業もビジネスに活用している、ショートムービーSNS「TikTok」。
そんなTikTokに関して、以下のように考える企業も多いでしょう。
- 企業のTikTok利用が増えているから、自分たちも使ってみようかな?
- 若者をターゲットにTikTokをビジネスに活用したいけど、どう使えばいいのかな?
そこで本記事では、これからビジネスでTikTokを活用したい初心者に向けて、TikTokの登録方法から基本的な使い方までを解説していきます。
これからTikTokを始める場合はぜひ参考にしてみてください。
目次
TikTokとは
そもそもTikTokとは、15秒から1分程度のショートムービーを投稿できるSNSのこと。
InstagramやTwitterと違い、「ショートムービーのみ」の投稿を楽しめるのが大きなポイントです。
ショートムービーだけと侮るなかれ、TikTokでは以下のような特徴があります。
- スマートフォン全体に縦画面の動画が展開される
- 興味のない動画はスワイプで簡単にスキップできる
- 編集がアプリ内で簡単に行え、楽曲も豊富に用意されている
これらを踏まえると、TikTokは
「興味のある動画を手軽に見られるプラットフォーム」
であると同時に、
「動画編集の知識がなくても、誰でも気軽に面白い投稿ができるプラットフォーム」
でもあるといえるでしょう。
今やTikTokは、10代の若者を中心に世界的に人気なSNSとなっています。
ビジネスへの活用方法は?
そんなTikTokは、2020年の「世界のアプリDL数ランキング」において1位の8億5000万DLを記録しています。
よって利用者数や勢いは十分であり、ビジネスにおいても集客に活用できるといえるでしょう。
ただその際に考慮すべきなのは、TikTok利用者の年齢層。
TikTokのメインユーザーは10代〜20代ですので、いかに若者にバズりやすいコンテンツを作成し、多くのユーザーに拡散してもらえるかが成否を分けるポイントとなります。
もし若者をターゲットにできない商品・サービスを取り扱っている場合は、TikTok上で大きな反応を得るのは難しいでしょう。
「10代の若者に食いついてもらえるか」が、TikTokをビジネスに活用する際の1つの判断基準となりますので、TikTokをビジネス活用する場合はまず自社のターゲットと照らし合わせて考えてみてください。
よろしければ別記事でTikTokマーケティングの成功事例も解説していますので、イメージがつきづらい方はそちらも合わせてご覧ください。
TIkTokのビジネス活用方法とは?プロモーション成功事例から学ぶ
参考:https://forbesjapan.com/articles/detail/39170
TikTokへの登録方法
それではTikTokへの登録方法を画像付きで解説します。
簡単に登録できるので、ぜひ参考にしてみてください。
1.TikTok公式サイトから「ログイン」を選択。
2.まだアカウントをお持ちでないですか?から「登録」を選択
3.SNSアカウント等と紐づけて登録する
(ビジネス利用なら「電話番号orメールアドレス」がおすすめです)
4.あとは必要事項を入力すればOK
以上でTikTokへの登録は完了です。
TikTokの利用方法
TikTokの利用方法は大きく「動画を投稿する」と「他の人の動画を見る」の2つに分けられます。
はじめてTikTokを使うのであれば、まずは他の人の動画をいくつか見てみましょう。
何本か動画を見るうちに、TikTok側が好みの動画を分析してくれます。
そして動画を見つつTikTokの扱いにも慣れてきたら、実際に動画を投稿してみるのがおすすめです。
上記を踏まえた上で、
- 他の人の動画を見る方法
- 実際に投稿する方法
これら2つを順番に紹介していきます。
他の人の投稿動画を見る方法
他の人の投稿動画を見る方法はとてもシンプル。
TikTokアプリ起動すると、すぐに画面全体に動画が展開されます。
次の動画を見たい時は画面を上下にスワイプさせればOK。
これだけで動画の視聴ができます。
TikTokをインストールした直後であれば、まずは投稿動画をどんどん視聴しましょう。
また、視聴する上でいくつかの便利機能もあります。
- おすすめ(人気の動画やユーザーの好みに合った動画を視聴できます)
- タグ(関係する動画やハッシュタグを検索できます)
- フォロー(クリエイターをフォローしたりフォローした動画を視聴できます)
上記の機能も活用することで、効率よく見たい動画を視聴できるでしょう。
それぞれ解説していきます。
おすすめ
「おすすめ」ではTikTokがおすすめする動画を視聴できます。
画面上の「フォロー中|おすすめ」で、おすすめ動画とフォロー中の切り替えが可能。
おすすめで再生される動画はTikTokで人気上昇中の動画の他、ユーザーの視聴傾向に基づいた動画が再生されます。
例えば女の子が踊る動画ばかりを見ていたら、女の子ばかりの動画がおすすめに出てきます。
逆に投稿者側から見れば、いかにこの「おすすめ」に自分の動画が出てくるかがフォロワーを伸ばすカギといえるでしょう。
タグ
続いて「タグ」。
「トレンド」の検索窓(虫眼鏡)からタグを検索できます。
例えば、上記のように「車」と入力すれば、車に関係するタグが表示。
そのまま検索すると、車に関係する動画やユーザー、楽曲などを確認できます。
また、ハッシュタグの詳細も確認できます。
一口に「車」といってもジャンルは幅広いため、その場合はハッシュタグでジャンルを絞るのがおすすめ。
例えば、ポルシェやフェラーリといった高級車が好きなら「#高級車」を選択。
カスタムカーが好きなら「#改造車」「#ドリ車」あたりを選ぶなど、趣味嗜好に合わせて細かく動画を検索することが可能です。
フォロー
最後に「フォロー」。
画面上部「フォロー中|おすすめ」のフォロー中に切り替えると、フォローしたクリエイターの動画を視聴できます。
フォローしているクリエイターがいない場合は、おすすめのクリエイターが出てきます。
フォローしたい時は、そのまま「フォロー」をタップしましょう。
また、動画の再生画面からクリエイター情報を確認し、そこからフォローすることもできます。
画面を左にスワイプするか、クリエイターアイコン(画面だとおにぎりのイラスト)をタップすれば、クリエイターの情報を確認できます。
そのまま「フォロー」をタップすればフォロー完了です。
動画の投稿方法
続いては動画の投稿方法を紹介していきます。
まずTikTokアプリを起動すると動画が展開されます。
動画を投稿するには画面下の+をタップします。
そうするとカメラ画面に切り替わりますので、赤い◯をタップすると撮影開始。
撮影時間は、「15秒」「60秒」「3分」から選べます。
撮影できる残り時間は画面上の青いバーで表示。
青いバーが画面右端に伸びるまで撮影できます。
撮影を一時停止したい時は、画面下の停止ボタンをタップすればOK。
無事に撮影を終えたらチェックボタンをタップします。
最後に投稿時の設定です。
動画の内容を簡単に記載したり、公開範囲などを設定しましょう。
ハッシュタグの設定もここから可能です。
動画を拡散させるためには、ハッシュタグの設定が不可欠ですので、忘れずに設定しましょう。
すべて設定できたら「投稿」をタップして完了です。
これだけでも動画投稿自体はできますが、TikTokには編集に便利な機能が充実しています。
- 楽曲の選択
- 楽曲のカット
- エフェクト
- メイク
- フィルター
- スタンプ
より良い動画を投稿するため、これらも合わせてみていきましょう。
楽曲の選択
TikTokでは25,000曲以上の豊富な楽曲が用意されていますので、動画に合うものを選びましょう。
ただ注意点として、ビジネスで利用する場合は「商用フリー」の楽曲を選ぶことが挙げられます。
TikTokのアカウントをプロアカウントに切り替えると商用フリーの楽曲のみ選択できるため、ビジネスに活用する際はプロアカウントを利用するのがおすすめです。
TikTokプロアカウントについては以下の記事で解説しています。
TIkTokのビジネス活用方法とは?プロモーション成功事例から学ぶ
楽曲のカット
楽曲のカットも簡単にできます。
例えば、動画のオチ部分だけBGMをカットすることで、よりユニークな仕上がりになることも。
動画の内容に合わせて適時活用したい機能です。
エフェクト
エフェクトを加えることで、動画の完成度が増します。
・フィルター(ポートレートや料理用などの設定できます)
・スタンプ(キラキラ、髪色チェンジ、花吹雪などの加工ができます)
これらのさまざまなエフェクトの中から、動画の雰囲気に合わせて選びましょう。
また、気に入ったエフェクトは「セーブ済み」に追加することで、後で探しやすくなります。
メイク
「目」「小鼻」など、顔のパーツ毎に加工できます。
女性の投稿者であれば、特にこだわりたいポイントでしょう。
また、あえて目や鼻を極端に加工することで、ユニークな動画を作ることもできます。
フィルター
「ポートレート」「風景」「グルメ」などの中から、動画に合ったフィルターを選びましょう。
スマホのカメラなどでもおなじみの機能のため、使い慣れている方もいるかと思います。
スタンプ
「キラキラ」「花吹雪」「キャラクター」「動物」など、さまざまな種類のスタンプが用意されています。
カテゴリー毎に「Hot」「New」などと分けられており、目的のスタンプを探しやすいのもポイント。
「多すぎてどれを使っていいか分からない」という方は、人気TikTokクリエイターの動画を参考にするといいでしょう。
まとめ
今回はTikTok初心者に向けて登録の方法や基本的な操作方法を解説してきました。
TikTokを上手くビジネスに活用できれば、自社商品・サービスの認知やイメージの向上が期待できます。
特に10代〜20代には強い拡散力を発揮できますので、若者をターゲットとしている企業にとってTikTokは強力な武器となってくれることでしょう。
最初は慣れないことも多いかと思いますが、ぜひ少しずつでいいので、TikTokをビジネスに活用してみてくださいね。