TikTokのEffect House(エフェクトハウス)の使い方ついて解説
TikTokは、短い動画を投稿することができるSNSアプリであり、その大きな特徴の一つが多彩な映像エフェクトを用いた動画の制作が可能であることです。
特に、若年層を中心に、ダンスや歌、コスプレなどのトレンドを追いかけた動画が投稿されており、その際に使用される映像エフェクトは、動画の面白さを引き立たせる重要な要素となっています。
そんなTikTokで使用される映像エフェクトを制作するためのソフトウェアが、Effect House(エフェクトハウス)です。2022年4月に運営が開始され、現在では多くのTikTokユーザーによって利用されています。
目次
Effect Houseの概要
Effect Houseは、TikTokユーザーであればだれでも利用することができるサービスであり、Branded Effects(ブランドエフェクト)とCommunity Effects(コミュニティエフェクト)の2種類のエフェクトを作成することができます。
Effect Houseで作成されたエフェクトは、約15億以上の動画で利用されており、非常に大きな注目を集めています。
Branded EffectsとCommunity Effects
Branded Effects
Branded Effectsは、TikTokから認定パートナーに選ばれた企業のみが制作できるエフェクトのことです。
自社のロゴや製品を映すことができるため、そのエフェクトを閲覧、または利用したユーザーの間で企業の話題性を高めることができます。
また、Branded Effectsの詳細ページにブランドやキャンペーンに関連する情報を表示することもできます。
Community Effects
Community Effectsは個人のクリエイターが制作できるエフェクトのことで、TikTokユーザーであれば誰でも作成することができます。
作成したエフェクトは製作者のTikTokプロフィールに公開され、他のユーザーが利用することができます。
ただし、Branded Effectsとは異なり、Community Effectsには企業のロゴや製品を映すことはできません。
詳細ページにCTAリンクや説明テキストを追加することもできません。
エフェクトの作成方法
Branded Effects
まず、Branded Effectsの作成にはTikTokから認定を受ける必要があります。
認定パートナーになるには、TikTokの公式ウェブサイトから申請する必要があります。
Community Effects
Community Effectsの作成には、Effect Houseを使用する必要があります。
Effect Houseには、作成ガイドやエフェクトのテンプレート、動画でのチュートリアルが用意されています。
そのため、エフェクトの作成経験がない人でも簡単にエフェクトを作ることが可能です。
作成したエフェクトは、TikTokプロフィールに公開され、他のユーザーが利用することができます。
Effect Houseの使い方
ここでは、Effect Houseの使い方について解説していきます。
Effect Houseのダウンロード方法
- Effect Houseは、macOSが10.15以降のパソコンにしか対応していないため、使用する前に必ず自分のパソコンが対応しているかを確認してください
- 次に、Effect Houseの公式ホームページからダウンロードします
- ダウンロードが完了したら、TikTokアカウントからログインすることで、Effect Houseを使用することができます
エフェクトの作成方法
Effect Houseには、作成ガイドやエフェクトのテンプレート、動画でのチュートリアルが用意されています。
そのため、エフェクトの作成経験がない人でも簡単にエフェクトを作ることが可能です。
エフェクトの作成には、以下の手順が必要です。
1.エフェクトのアイデアを決める
エフェクトのアイデアを決めることが、エフェクト制作の第一歩です。
自分が制作したいエフェクトが何か、どのような効果を付けたいのか、まずはイメージを固めましょう。
2.エフェクトを作成する
Effect Houseには、エフェクトのテンプレートが用意されています。
テンプレートを使ってエフェクトを作成することもできますが、自分でオリジナルエフェクトを作成することもできます。エフェクトの作成には、ドラッグ&ドロップで簡単に操作ができるインターフェイスを使います。
3.エフェクトの審査に提出する
作成したエフェクトを公開する場合、TikTok運営による審査を受ける必要があります。
TikTokのエフェクトの審査には、エフェクトのアイコンと審査用の動画を提出する必要があります。
TikTokのエフェクトガイドラインに則って作成されていないエフェクトは審査で拒否されてしまう可能性が高いため、エフェクトを作成する際はガイドラインを確認する必要があります。
4.エフェクトを公開する
審査が通過したエフェクトは、自分のTikTokプロフィールに公開されます。
公開されたエフェクトは、他のユーザーが使用することができます。
5.アナリティクスの確認
Effect Houseの管理画面から、エフェクトのアナリティクスを確認することができます。
アナリティクスでは、エフェクトを使用した動画の投稿数や再生回数、いいねやシェア数などを確認することができます。
Effect Houseを使ってエフェクトを作成する際には、これらの手順を順に実行することで、簡単にオリジナルエフェクトを作成することができます。
なお、Effect HouseはBranded EffectsとCommunity Effectsの2種類のエフェクトを作成することができますが、Branded EffectsはTikTokから認定されたパートナー企業にしか制作することができません。
一方、Community Effectsは誰でも作成することができますが、作成したエフェクトには企業のロゴや製品を映すことはできません。
Effect Houseの今後
Effect Houseの登場により、TikTokにおけるエフェクト作成のハードルが下がり、多くのクリエイターがエフェクト制作に取り組むようになりました。
それにより、TikTokのエフェクト数が増加し、利用者数の拡大にもつながっています。
Effect Houseの今後の展望については、Branded Effects以外にCommunity Effectsもクオリティの高いエフェクトが増えることで、より多くのユーザーが楽しめるコンテンツが生成されることが期待されます。
さらに、Effect House自体の機能拡張や改善も進んでいくことでしょう。
また、Effect Houseが提供する機能を活用することで、TikTokにおけるエフェクト制作のハードルが下がることで、広告やコンテンツ制作の分野に進出するクリエイターも増加するかもしれません。
Effect Houseは、広告やクリエイターの活躍の場を拡大する可能性を秘めています。
TikTokのエフェクトに関する相談ならぜひStar Creationまで!