いま話題のNFT市場にTikTokが参入!
TikTokの運営会社であるByteDance社が、TikTok上で活動する複数のクリエイターとNFTアーティストがコラボレーションしたNFTコレクション「TikTok Top Moments」を発表しました。
TikTok Top Momentsで販売されるNFTには、イーサリアムのレイヤー1上でオークションにかけられ落札者は購入ができる「One-of-one NFT」と、ImmutableXというイーサリアムのレイヤー2上で比較的手頃な価格で販売される「Limited NFT」の2種類があります。
NFTとは?
NFT(Non-Fungible Token / 非代替性トークン)はビットコインなどに用いられるブロックチェーン技術をもとに開発されており、アート・音楽・写真・動画などのデジタルデータに「固有の価値」をもたせる技術のことです。
これまでデジタルデータは容易に複製や改ざんが可能なため、価値を持たせることができませんでしたが、NFTではブロックチェーン上に所有証明などを記録することで、その唯一性を担保することができ、それに対して価値が生まれます。
新たな取引市場やビジネスを創出する技術として注目が高まっています。
なぜTikTokはNFTに参入したのか?
下記の引用からも分かるように、「成長し続けているクリエイターエコノミーにおいてクリエイターたちの目標の達成を支援する」というコミットメントに基づいた施策の一環のようです。
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TikTokのクリエイターコミュニティの創造性と革新性に触発され、TikTokは新たなクリエイターを活気づけるツールとしてのNFTの世界を模索しています。NFTは、クリエイターがコンテンツを評価され、報酬を得るための新しい方法であり、ファンはTikTokにおける文化的に重要な瞬間を所有することができます。
TikTokで行われる創造は、文化を推進し、社会に影響を与えるトレンドの発生を後押しします。TikTokは、このような文化的に重要な瞬間をキュレーションし、著名なNFTアーティストと組み合わせることで、NFTの世界に格別で画期的なものをもたらします。(TIkTok Top Moment サイトより)
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ネット上の反応は?
本当にNFTやメタバースの大衆化を目指すならTikTokを勧める
何故なら今のコミュニティはアーカイブが残りづらい上、新規獲得ができない設計にあるから
TikTokでトップレイヤーにいるインフルエンサーのフォロワー半数以上が海外です
海外マーケがしやすい
— Meta-c ( 崎原 貴 ) (@takac_coin) November 13, 2021
TikTokがトップクリエイターらとNFT事業に参戦して早1カ月。Layer2のiMMUTABLE X を採用したのも驚きですが、既にフォロワー数がいるコミュニティをマネタイズするアプローチに活用したのは今後強いです。AR、ホログラムも連動させてできますし、よりユーザー層が増えると思います。#NFT #TikTok pic.twitter.com/OfX0exy39D
— NORI (@NORIWTS) November 8, 2021
日本国内でもTikTokのNFT参入に期待する声が多数。
今後、国内のクリエイターの参入もありそうなので、これからも目が離せませんね!