TikTokが有料サブスクリプションのテストを開始
2022年1月、TikTokは有料サブスクリブションのテストを行っていることを明かしました。
これは2021年にTwitterが発表した「Super Follows」や先に米国で有料サブスクのテストを開始したInstagramに次ぐ形です。
どんなサブスクプランになる?
TikTokの有料サブスクがどのようなモデルになるのか詳細は不明ですが、
- クリエイターがサブスクユーザー限定のコンテンツを投稿できるようになる
- 有料サブスク会員には認証バッジのような特別なバッジが表示される
- コメントが上位に表示されるなど一般ユーザーと差別化される
などの機能が実装されるのではないか、と早くも予測がインターネット上では飛び交っています。
TIkTokは2021年に、クリエイターの収益化を目的としたプログラム(TikTok Creator Next)のローンチや2億ドル(およそ230億円)のクリエイター基金を設立するなど、クリエイターエコノミーの拡大にも力を入れており、今回の有料サブスクのテストもクリエイターを惹きつけ、さらなるプラットフォームの拡大を目指すための取り組みである可能性が高そうです。
クリエイター獲得戦争?
クリエイターを取り巻く経済圏である「クリエイターエコノミー」の市場規模は、2021年の時点で1000億ドルを超えると言われています。
いま世界中で、自ら作ったコンテンツを発信してファンを獲得するクリエイター活動が活発になっており、今後クリエイターエコノミーはさらに広がっていくでしょう。
そんな巨大な市場を牽引する人気ソーシャルメディアが、有料サブスクリプションを同時期に実装したことは非常に興味深いですね。
これからはプラットフォーマーの間でクリエイターをどのように囲い込みするかの競争が激化するのかもしれません。